「アストンマーティンの良質な中古車って、どうやって探せばいいんだろう?」
「高額な車だからこそ、車両価格だけで判断して失敗したくない……」
いつかはガレージに迎えたいアストンマーティン。
しかし、一般的な国産車と比べると中古車の流通量も限られているため、
「何を基準に選べばいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
こんにちは、アストンリーマンです!
僕は2020年式のアストンマーティン・ヴァンテージを購入して3ヶ月。前愛車のAMG C63sから乗り換える前には、ネットで中古車情報を何度もチェックし、実際にディーラーにも足を運びました。
そして最終的に、自分なりに条件を決めて購入する1台を選びました。
今回は、そんな僕自身の経験をもとに、
「ヴァンテージの中古車を探すとき、どこを見ればいいのか?」をまとめます。
年式、購入先、実車確認、装備、整備履歴。
中古車は車両価格だけでは分からない部分まで確認することが重要です。
まずは「2018年以降」を中心に探す
AMG由来の4.0L V8ツインターボエンジン
アストンマーティン・ヴァンテージの中古車を探す際、最初に考えたいのが年式です。
僕がこれからヴァンテージを探すのであれば、まずは2018年に登場した現行世代を中心に探します。
理由の一つが、メルセデスAMG由来の4.0L V8ツインターボエンジンを搭載していること。
僕自身、以前はAMG C63sに乗っていたので、同じV8ツインターボという共通点を持ちながら、ヴァンテージではどのような違いがあるのかという点にも魅力を感じました。
(注)もちろん、それ以前の世代にも魅力があります。が故障のリスクが非常に高まります。ご購入の際は故障のリスクを頭に入れておきましょう。
僕のように、
- 現代的なスポーツカーが欲しい
- V8ツインターボを楽しみたい
- AMG系のエンジンに馴染みがある
- 比較的新しい中古車を探したい
という条件なら、2018年以降の世代から探すのが一つの基準になると思います。
大切なのは、
「2018年以降だから絶対に安心」ではなく、年式だけでなく整備履歴や個体状態まで見ること。
ここは中古車選びで忘れてはいけません。

2024年のマイナーチェンジ(現行型)との違い
ちなみにヴァンテージは2024年に大幅なマイナーチェンジを受け、現行型へと進化しました。すべてがパワーアップして素晴らしい完成度ですが、最新の国際的な騒音規制が厳しく入っているため、マフラーサウンドはかなりジェントル(静か)になっています。
もし、牙を剥いたような獰猛な「エキゾーストサウンド」や車好きとしての刺激を重視したいのであれば、あえて規制前である2018年〜2023年式のモデルを狙うのが個人的には非常におすすめです。
車両価格だけで判断しない。「どこで買うか」も重要
中古車サイトを見ていると、どうしても最初に目に入るのが車両価格です。
そこで安い個体を見つけると、「これなら予算内に収まる!」と飛びつきたくなります。
しかし、ヴァンテージのような輸入スポーツカーでは、購入後の整備や保証まで含めて比較することをおすすめします。
僕が実際に選んだのは、正規ディーラーの認定中古車でした。
- 契約書に基づく手厚いディーラー保証
- 納車前に約200項目に及ぶ徹底的な整備・点検(安心感が別次元)
格安店で買って納車後にすぐ数十万円の修理代がかかるリスクを考えれば、最初にディーラーの安心料を払っておく方が、結果として安上がりになるケースが多々あります。
そして購入後、実際にドライブレコーダーの不具合が発生しましたが、保証対応で交換してもらうことができました。
この経験から僕は、
「車両価格が安いか」だけではなく、「購入後にどこまでサポートしてもらえるか」まで含めて比較することが大切
だと感じています。


中古車を比較するときのチェック項目
中古車サイトで気になる個体を見つけたら、価格だけではなく次の項目も確認してみてください。
□ 保証期間
□ 保証対象となる部品・故障
□ 整備記録簿
□ ディーラーでの整備履歴
□ オイル交換履歴
□ タイヤの残量
□ ブレーキの状態
□ バッテリーの状態
□ ボディ・ホイールの傷
□ 納車前に実施される整備内容
特に高額になりやすい消耗品については、購入前に状態を確認しておくと安心です。
実車確認では「見た目」だけで判断しない
高額な中古車だからこそ、「実車を見てから決めたい」というのは当然だと思います。
僕も購入前には実車を確認しました。ただ、実際に所有してみて感じたのは、
「車を見ただけでは分からないこともかなり多い」ということです。
例えば、
- 実際の運転姿勢
- ステアリングスイッチの使いやすさ
- 車幅感覚
- トランクの使い勝手
- ブレーキのフィーリング
- 快適装備の有無
- 自分の生活環境との相性
こうした部分は、写真だけでは分かりません。
だから中古車を見に行くなら、
「ボディが綺麗か?」だけではなく、「自分が実際に使ったらどうなのか?」
という視点で確認してください。
前回の記事でも紹介したように、僕自身、ヴァンテージを購入してから「これは購入前に知っておきたかった」と感じたポイントがいくつもありました。
👉 【関連記事】アストンマーティン・ヴァンテージを買う前に知っておきたかった7つのセルフチェックシート
⚠️ 知っておくべき「実車確認の罠」
ここで一つ、私が購入時に驚いた注意点をお伝えします。
高級車やスーパーカーの中古車は、たとえディーラーであっても「保証や車両保護の観点から、購入前の試乗ができない」ケースあります。
私も購入前は実車を前にしながら試乗することができず、乗り心地や独特なブレーキのタッチ(感覚)を納車日まで実際に確かめることができませんでした。このあたりの細かな話は別記事で詳しくお話しします。
僕が中古車を探すなら外したくない「2つの装備」
ここからは完全に僕個人の好みです。
中古車サイトでヴァンテージを探すなら、僕が特にチェックしたいのが、
① パフォーマンスマフラー
② カーボンセラミックブレーキ
の2つです。
ただし、これは「全員に必要な装備」という意味ではありません。あくまで、
「僕がもう一度ヴァンテージを買うなら、付いていてほしい装備」という基準です。
① パフォーマンスマフラー
ヴァンテージを楽しむ上で、僕が魅力を感じている装備の一つです。
マフラーの仕様によって見た目やサウンドの印象が変わります。
特にV8エンジンのサウンドを楽しみたい方なら、購入前にマフラーの仕様を確認しておくことをおすすめします。
中古車サイトの写真だけでは判断しにくい場合もあるので、
「この個体にはどのマフラーが装着されているのか?」
を販売店に確認してみましょう。

② カーボンセラミックブレーキ
前回の「後悔したこと」の記事で、街乗りでの慣れが必要だとお話ししたカーボンセラミックブレーキですが、実は中古車として狙うなら計り知れないメリットがあります。
- ホイールが汚れにくい: 通常のスチールブレーキはローターとパッドを「削りながら」摩擦で止まるため、大量の黒いダストが出てホイールがすぐに真っ黒になります。しかし、カーセラは素材の特性上、削って止めるわけではないため、綺麗な状態が続きます。
- ランニングコストの逆転: カーセラのローターは基本的に「一生モノ(半永久的)」と言われており、摩耗するのはパッドだけです。スピードが出るスポーツカーにおいて、頻繁にローターとパッドの同時交換が必要なスチールブレーキよりも、長期的に見れば安上がりに済むという隠れたメリットがあります。
- 圧倒的なビジュアル: スチールに比べてローターがキラキラと輝いており、一目で「タダモノではない感」が漂います。クルマ好きの友人に横から覗き込まれた時も、「え?何これ、カーセラじゃん!」と一瞬で気づかれて大盛り上がりしました。見た目のカッコよさはスチールモデルの比ではありません。
マフラーとカーセラの2つが揃っている個体は市場に滅多に出ないため、将来手放す際のリセールバリュー(買取価格)も高くなる傾向があります。

オプションより先に「自分の用途」を決める
中古車探しを始めると、
「このオプションも欲しい」
「こっちのカラーもカッコいい」
「このホイールもいい」
と、どんどん条件が増えていきます。僕もそうでした(笑)
しかし、条件を増やしすぎると、そもそも市場に出てくる台数が少なくなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、
絶対条件
・予算
・年式
・走行距離
・購入先
・保証
希望条件
・ボディカラー
・パフォーマンスマフラー
・カーボンセラミックブレーキ
・ホイール
・内装
のように分ける方法です。これだけでも中古車を探しやすくなります。
「欲しい個体」が出たら、事前準備しておく
アストンマーティンのように流通量が限られる車を探す場合、
「完璧な1台が出るまで待つ」
という方法だけでは、なかなか決まらないことがあります。
僕自身、以前BMW M5を狙っていたものの、購入するタイミングを逃した経験があります。
その経験があったからこそ、ヴァンテージを探すときには、
「これは条件に合う」と思った個体については、できるだけ早く販売店に問い合わせるようにしました。
ただし、焦って買うことと、素早く確認することは別です。
気になる車両が見つかったら、
- 車両情報を確認
- 装備を確認
- 保証内容を確認
- 整備履歴を確認
- 支払総額を確認
- 現車確認・試乗
- 納得できれば商談
という順番で進めるのがおすすめです。
💡 アドバイス:もし市場に「レア個体」が現れたらどうするべきか?
アストンのようなスーパーカーの中古車市場は、まさに一期一会です。
人気のカラーに「パフォーマンスマフラー」と「カーボンセラミックブレーキ」が揃ったレア個体が出現した場合、ネットで見つけて悩んでいるうちに、数日(早ければ数時間)で他の誰かに買い去られてしまいます。
普通は「早い者勝ち」なので、ディーラー側も商談が入るまではネット掲載を止めません。
しかし私は、以前に狙っていたBMW M5をタッチの差で買い逃したという「痛恨の後悔」から猛烈に学び、今回のヴァンテージを探す際にはあるアプローチを仕掛けました。
その結果、担当のセールスさんから特別な提案をいただき、まだネットに掲載されている状態のまま、ライバルを抑えて最優先で商談・獲得する権利を勝ち取ることができたのです。
市場に並ばない非公開の情報を引き出し、一歩リードするための具体的な「ディーラー交渉術」と「セールスマンを味方につける裏ワザ」の全貌については、後日公開する【有料note(実践編)】にて、私の実際の生々しい会話のログとともにすべて書き下ろす予定です。購入を狙っている方は、ぜひそちらを楽しみにお待ちください。
最後に確認するのは「車」ではなく「自分の生活」
最終的に一番大切なのは、「このヴァンテージが、自分の生活に合っているか?」です。
車幅は大丈夫か。
自宅の駐車場に入るか。
職場まで問題なく通えるか。
普段使う道路を走れるか。
荷物は載せられるか。
快適装備が少なくても問題ないか。
維持費を無理なく払えるか。
ここまで確認して、「それでも欲しい」と思えるなら、ヴァンテージは購入候補になると思います。
まとめ:中古車選びは「安い1台」ではなく「自分に合う1台」を探す
今回のポイントをまとめます。
ヴァンテージ中古車選びのチェックポイント
1. 2018年以降の現行世代を一つの基準にする
2. 車両価格だけでなく、保証・整備履歴まで確認する
3. 実車確認では見た目だけでなく、実際の使い勝手を確認する
4. 僕が狙うならパフォーマンスマフラーをチェックする
5. カーボンセラミックブレーキはメリット・デメリットの両方を理解する
6. 絶対条件と希望条件を分けて中古車を探す
7. 最後は自分の生活環境と維持費まで含めて判断する
アストンマーティンの中古車は、国産車のように「年式と走行距離だけを見ればOK」という買い方ではありません。
同じヴァンテージでも、装備、整備履歴、保証、使用状況によって、自分にとっての価値は変わります。
僕自身も購入前はかなり悩みました。
そして、以前BMW M5を買い逃した経験もあったからこそ、今回は「欲しい個体を見つけたら、できるだけ早く情報を集める」ということを意識しました。
結果的に僕が購入したヴァンテージには、自分が欲しかった装備も付いていました。
ただ、ここで一つ。
中古車探しには、ネットの車両情報や実車確認だけでは分からない部分もあります。
僕が実際にディーラーとどんな話をしたのか。なぜその個体を候補にしたのか。
そして、以前M5を買い逃した経験から、ヴァンテージ購入時にどんな動きをしたのか。
このあたりは、今後有料noteの「実践編」として、商談の流れや僕自身の購入時の考え方も含めて詳しくまとめる予定です。
また、ヴァンテージ購入にあたっては「車両価格」だけでなく、ローンや下取り、維持費まで含めた資金計画も重要です。
僕が前愛車C63sの下取りをどう考え、最終的に50万円分の資金をどう作ったのかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 【関連記事】C63sの下取りを拒否して50万錬金したローン&維持費ぶっちゃけ編を見る
「いつかアストンに乗りたい」と思っている方が、購入後に「こんなはずじゃなかった」とならないように。
このブログでは、実際に会社員としてヴァンテージを所有している僕だからこそ書けるリアルな情報を、これからも公開していきます。


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