「アストンマーティンを維持するって、一体いくらかかるんだ?」
「イギリスのスポーツカーなんて、普通の会社員が買ったら破産するんじゃないか?」
高級車を検討するとき、誰もが一度は気になるのが「リアルな出費」ですよね。
ネット上には「維持費だけで生活が崩壊する」といった極端な噂も飛び交っていますが、本当のところはどうなのでしょうか?
こんにちは、アストンリーマンです。
2020年式のアストンマーティン・ヴァンテージを相棒に迎えてから、ちょうど3ヶ月が経ちました。走行距離はちょうど1,000kmを突破したところです。
今回は、東証プライム企業に勤務する一人の会社員として、アストンマーティンと過ごした3ヶ月間で「実際に私の財布から出ていったリアルな金額」をすべて公開します。
巷で囁かれる維持費の噂の真実と、私が格安の中古車店ではなく「正規ディーラーの認定中古車」を選んだ理由について、私自身の体験を踏まえてお伝えします。

【総額公開】アストンマーティン・ヴァンテージ3ヶ月間の実支出明細
出し惜しみせず、この3ヶ月(走行1,000km)で実際にかかった費用の内訳をすべて表にまとめました。3ヶ月のリアルな実支出合計は「842,000円」です。
| 項目 | 3ヶ月の合計支出 | 月換算の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 月々のローン返済 | 180,000円 | 60,000円 / 月 | 残価780万設定のプラン |
| 任意保険(車両保険込) | 75,000円 | 25,000円 / 月 | 車両価値に合わせたプラン |
| ガソリン代(ハイオク) | 37,000円 | 約12,300円 / 月 | 1,000km走行分の燃料 |
| 自動車税・重量税 | 0円 | — | 納車時に一括支払い済み |
| オイル・消耗品費 | 0円 | — | 納車整備時に交換・補充済み |
| 突発的な修理費用 | 0円 | — | ドラレコ不具合(無償交換) |
| その他(初期投資) | 550,000円 | — | フロント・プロテクションフィルム |
| 3ヶ月の支出合計 | 842,000円 | — | 初期施工パーツ費用を含む |
ローン・保険・ガソリンを合わせた月間支出は約9.7万円
車両のローン返済と、走らせるために必要な維持費(保険・ガソリン代)を合わせた、毎月定期的に発生する支出は約97,000円です。
ここで重要なのは、「純粋な維持費」と「ローンの返済金額」は別物であるということです。
私の場合、月々のローン返済を6万円に抑えるために「残価780万円設定」という出口戦略を組んでいます。このあたりの綿密なファイナンス計画については、以下の記事で詳しく解説しています。
👉 【関連記事】残価780万の出口戦略!会社員の私が組んだ新NISA資産運用ポートフォリオを見る
支出の内訳とリアルな状態を深掘り
それぞれの項目が、現在どのような状態なのかを詳しく解説します。
① ガソリン代と走行ペース
アストンのV8ツインターボエンジンは、踏めば強烈な加速を見せますが、街乗りをジェントルに流している分には、極端な悪燃費にはなりません。私は通勤用にハスラーをDIYカスタムして2台持ちしているため、趣味のドライブ1,000km分としては非常に健全な金額に収まっています。
👉 【関連記事】私がポルシェではなくアストンを選んだ理由!ディーラー突撃の全貌
② タイヤの摩耗状態:現在「6山」
納車時の正確な残りの山数は測っていませんでしたが、1,000km走った現在で約6山をキープしています。ヴァンテージの極太リアタイヤは交換となるとまとまった費用がかかりますが、現在のペースであればまだまだ交換の心配はなさそうです。
👉 【関連記事】AMG C63sとヴァンテージのV8エンジン徹底比較!乗り換えて分かった違い
③ 修理費用:まさかの「0円」
実はこの3ヶ月間で、ドライブレコーダーが故障するというトラブルが発生しました。しかし、かかった費用は完全無料。その理由は、私が選んだ「購入ルート」にあります。
私が「正規ディーラーの認定中古車」を選んだ理由
輸入車を検討する際、ネットで検索すると、一般的な中古車ショップで相場より安く売られている車両を見かけることがあります。初期費用を抑えたい気持ちは分かりますが、私は自身の体験から「正規ディーラーの認定中古車」という選択をして本当に良かったと感じています。
私が購入した正規ディーラーのタイムレス(認定中古車)プログラムには、契約書・保証書に基づき、以下の内容が含まれていました。
- 1年間走行距離無制限のディーラー保証
- 2年間の認定中古車保障(不具合生じた際の修理費無料)
- 納車前における、規定項目に沿った徹底的な点検・整備
先ほどお話しした「ドラレコの故障」の際も、ディーラーに相談したところ、保証の範囲内で最新モデルのドラレコへ無償交換対応をしていただけました。もしこれが保証のない現状渡しのショップだったら、診断料と本体代、工賃がすべて自己負担になっていたところです。
【一個人の事例】ショップ選びで明暗が分かれた知人の話
これはあくまでSNSで繋がったオーナーさんの一例(個人の事例)ですが、同じくヴァンテージを一般の中古車店で走行距離3,000Km保証で購入された方がいます。
その方は、納車後しばらくしてサイドガラスの昇降機構(ウィンドウレギュレーター)が故障し、ドアの開閉ができなくなったそうです。
購入店に保証で修理できないか相談したところ保証の対象外と言われてしまい、高額な修理費用を実費で支払うことになったそうです。
不具合のリスクや万が一の際の手厚いサポート体制を考慮すると、車両本体価格の安さだけで選ぶのではなく、ディーラーの認定中古車を選ぶメリットは非常に大きいと感じています。
初期に支払った予防的な支出:プロテクションフィルム(55万円)
今回の3ヶ月の支出の中で、一際大きな割合を占めているのが「プロテクションフィルム(フロントのみ55万円)」の施工費用です。
「飛び石を防ぐためだけに、55万は高すぎるのでは?」
そう思われるかもしれません。
しかし、車高が低くフロントマスクが広いヴァンテージは、普通に道路を走っているだけでも飛び石の影響を受けやすい構造をしています。もし高速道路などで大きな飛び石を受け、塗装が大きく剥がれてたりフロントガラスにひびが入った場合、再塗装、ガラス交換の費用や売却(リセール)時の査定への影響を考えると、事前にガードしておくメリットはあると判断しました。
この55万円は、予期せぬ大きな出費を未然に防ぐための「予防的な支出」として割り切っています。
- 具体的にどこのショップで施工したのか?
- 55万をかけた実際の仕上がりはどうなのか?
- なぜ「全面」ではなく「フロントのみ」にしたのか?
このプロテクションフィルムに関する詳しいレビューやノウハウについては、長くなるため【別記事】で写真付きで徹底解説しようと思います。
まとめ:普通の会社員がアストンに乗ってみて分かったこと
アストンマーティン・ヴァンテージの購入後3ヶ月のリアル、いかがでしたでしょうか?
ローン・保険・ガソリンを合わせた月間支出は約9.7万円
万が一の不具合には、「ディーラーの認定中古車保証」という確かな安心感。
そして、綺麗な状態を保つためのプロテクションフィルムという選択。
背伸びをせず、正しいリスクヘッジとファイナンス計画(愛車を高く売却して原資を作るなど)を立てていけば、僕の場合は、ファイナンス計画や2台持ちの使い分けを含めて、アストンとの生活を現実にすることができています。
もし、あなたが今「いつかは高級スポーツカーに乗りたい」と思っているのなら、まずは今乗っている愛車が「本当はいくらで売れるのか」という現実の資産価値を知ることから始めてみてください。それが、憧れのガレージへの第一歩になります。
私が前車の査定額を最大化させ、アストンの原資を作った「愛車の正しい手放し方」の全貌は、こちらの記事でまとめています。
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