「アストンマーティン・ヴァンテージを本気で手に入れたい!」
「でも、日本の道路や駐車場で普通に乗れるのだろうか……?」
美しいスタイリングと独特の存在感を持つヴァンテージ。
いざ購入を現実的に考え始めると、気になってくるのが「実際の生活で無理なく乗れるのか?」という問題です。
こんにちは、アストンリーマンです!
僕は2020年式のアストンマーティン・ヴァンテージを購入して3ヶ月。前愛車のAMG C63sから乗り換え、約1,000kmを実際に走ってきました。
そこで今回は、購入前の自分に教えてあげたかった、
「ヴァンテージを買う前に確認しておきたい7つのポイント」
を、会社員オーナーのリアルな視点からまとめます。
特に重要なのは、カタログだけでは分からない「日本の道路・駐車場・日常生活との相性」です。
購入を決める前に、ぜひ自分の生活環境と照らし合わせてみてください。
🗺️ 項目1:車幅1,940mmと「生活経路」を確認する
まず確認しておきたいのが、ヴァンテージの車幅です。
僕が乗っている2020年式ヴァンテージは、車幅が約1,940mm。
日本の生活道路では、かなりワイドに感じるサイズです。特にサイドミラーが大きくはみ出ているので電柱に当てないかなど注意が必要です。
実際に街中を走っていると、特に気を使うのが対向車とのすれ違い。
道路の両側に十分なスペースがある場所なら問題ありませんが、
- 道幅の狭い生活道路
- 堤防道路
- ガードレールのある道路
- トラックとのすれ違い
- 片側が側溝になっている道路
などでは、車幅をかなり意識します。
そこで購入前に一度、
「普段使っている道をヴァンテージで走ることを想像する」
ことをおすすめします。
自宅から職場、職場からよく行くスーパーやコンビニまで。
Googleマップなどでルートを確認しながら、
「ここは対向車とすれ違えるか?」
「ここで右左折できるか?」
「駐車場まで本当に入れるか?」
を一度チェックしておくと安心です。
🅿️ 項目2:自宅・職場・よく行く店の「駐車&走行環境」
ヴァンテージは全長だけを見ると極端に長い車ではありません。
しかし、実際に気になるのはやはり「幅」と「低さ」です。
① 自宅や職場の駐車場は大丈夫?
まず確認したいのが駐車スペース。
自宅だけではなく、
- 職場
- よく行くスーパー
- ショッピングモール
- コインパーキング
- 立体駐車場
なども一度確認しておくと安心です。
僕の場合、職場へ向かうルートに狭い道があるため、擦るリスクを避けて、あえて信号の多い大通りを回って通勤しています。
「駐車場に入るか」だけではなく、「そこまでの道を無理なく走れるか」まで考えておくのがポイントです。
② 段差には要注意
ヴァンテージは車高が低いため、コンビニやガソリンスタンド、商業施設などに入る際の段差には気を使います。
特に傾斜のある場所では、斜めにゆっくり進入するなど、フロントを擦らないための運転が必要になります。
購入前に試乗する機会があれば、
自宅周辺の段差や、よく利用する施設の入口をイメージしてみてください。
③ バック時はリアディフューザーにも注意
もう一つ注意したいのが、駐車時の車止めです。
バックカメラを見ていると、「まだ下がれそう」と感じることがあります。
しかし、車止めの高さや位置によっては、リア下部との距離が想像より近い場合があります。
僕自身は、駐車するときに車止めとの距離をかなり意識するようになりました。
購入後に「いつもの感覚でバックしたら当たりそうになった」ということがないよう、納車後は慎重に車幅・車高・リアの位置関係を覚えていくことをおすすめします。
参考までにリアディフューザーは大人の男性の足のくるぶしぐらいの高さです(汗)
④ 洗車方法も購入前に考えておく
僕はヴァンテージの洗車では、自動洗車機を使わず手洗いをしています。
車幅やボディへのダメージなどを考えると、洗車環境も購入前に考えておいたほうが安心です。
「自宅で洗えるのか?」
「手洗い洗車を頼める店は近くにあるか?」
なども、意外と重要なチェックポイントです。
🕹️ 項目3:ハンドルのボタン配置と「手の干渉」
これはカタログを見ているだけでは分かりません。
ヴァンテージは、ステアリング周辺のボタンやオーディオ操作用のダイヤルに、手が触れやすいと感じる場面があります。
僕自身、交差点を曲がったり、駐車場でハンドルを大きく回したときに、意図せず操作部分に触れてしまうことがあります。
場合によっては、音量が突然変わって「ビクッ」とすることも。
こういう細かい部分は、写真では判断できません。
だからこそ、
購入前の試乗では、単に真っ直ぐ走るだけではなく、実際にハンドルを大きく回してみる。
これをおすすめします。
自分の手の大きさや運転姿勢と、スイッチ類の位置が合っているか確認してみてください。
🧳 項目4:トランクの開閉方法を確認する
荷物を日常的に載せる予定がある方は、トランクの使い勝手も確認しておきましょう。
前愛車のAMG C63sでは、トランク下に足を入れるだけで簡単に開けられました。
一方、僕のヴァンテージでは、トランク周辺の使い勝手がC63sとは異なります。
開ける際は車内のスイッチやスマートキーを使う必要があり、買い物帰りなどに「もう少し簡単に開けられたらな」と感じることがあります。
大きな問題ではありません。
ただ、「高級スポーツカーだから、当然こういう装備も付いているだろう」
と思い込んでいると、納車後に小さなギャップを感じるかもしれません。
🚗 項目5:ACC・ブレーキホールドなど「快適装備」を確認する
現代の国産車や高級車に慣れている方は、ここを必ず確認しておいてください。
僕の2020年式ヴァンテージでは、
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 信号待ちなどでブレーキペダルから足を離せるブレーキホールド
といった装備がありません。
特にブレーキホールドに慣れている人にとっては、最初は違和感があると思います。
日本の街中では信号待ちや渋滞も多いため、「スポーツカーだから当然」と納得できるかどうかがポイントです。
また、前車のC63sにはオートハイビームがありました。
前方の車を眩しくさせないようにしながら、道路脇を照らしてくれる場面もあり、夜道では便利に感じていました。
一方、僕のヴァンテージでは手動でハイビーム・ロービームを切り替えています。
これも購入前には気づきにくかったポイントでした。
🛑 項目6:カーボンセラミックブレーキなど「オプション装備」を確認する
中古車のヴァンテージを選ぶときに注意したいのが、前オーナーによるオプション装備の違いです。
同じ「ヴァンテージ」でも、装備内容によって乗ったときの印象が変わります。
僕が特に購入前に確認しておきたかったのが、カーボンセラミックブレーキです。
僕の個体では、一般道の速度域でも普通にブレーキを踏んでも、かなりガツンと効く感覚があります。
一方で、高速道路を走っているとき(高速域)ブレーキが冷えている状態では、初期制動がマイルドに感じることもありました。
これは僕自身が乗っていて感じた部分なので、すべての個体・すべてのドライバーに当てはまるとは限りません。
だからこそ、中古車を選ぶ際は、「カーボンセラミックブレーキが付いているか?」
だけではなく、「自分の使用環境に合っているか?」
まで考えておくことをおすすめします。
街乗り中心なのか。
高速道路を頻繁に使うのか。
サーキット走行をするのか。
自分の使い方と装備の組み合わせを考えることが大切です。
📝 項目7:中古車購入時の「保証・整備履歴・消耗品」を確認する
最後は、車そのものだけではなく、「どの個体を、どこから買うか」です。
これは僕自身がヴァンテージを購入して、改めて重要だと感じた部分です。
僕が購入したのは正規ディーラーの認定中古車。
納車前には点検・整備が行われ、購入後も保証を受けられる環境がありました。
実際、購入後にドライブレコーダーの不具合が発生しましたが、保証対応で交換してもらうことができました。
以前の記事でも紹介したように、僕はこの経験から、
「アストンマーティンの中古車は、購入価格だけでなく保証や整備内容まで含めて比較したほうがいい」
と考えています。
中古車を見るときは、最低でも次の項目を確認しておきましょう。
購入前チェックリスト
□ 保証期間・保証範囲
□ 走行距離の保証条件
□ 整備記録簿の有無
□ 過去のディーラー整備履歴
□ オイル交換などの整備履歴
□ タイヤの残量
□ ブレーキローター・パッドの状態
□ バッテリーの状態
□ ボディ・ホイールの傷
□ 前オーナーの使用状況
特にタイヤやブレーキなど、交換すると大きな出費になりやすい部品については、購入前に状態を確認しておくことをおすすめします。
「車両価格が安いから」という理由だけで決めず、
購入後に必要になる可能性のある費用まで含めて比較する。
これが重要です。
まとめ:購入前に確認すれば、納車後の「こんなはずじゃなかった」を減らせる
今回は、僕がヴァンテージを購入して3ヶ月・約1,000km走った今だからこそ、購入前の自分に教えてあげたい7つのポイントをまとめました。
ヴァンテージ購入前の7項目
- 車幅約1,940mmと普段の生活経路
- 自宅・職場・店舗の駐車環境
- ステアリングボタンの配置
- トランクの開閉方法
- ACC・ブレーキホールドなど快適装備
- カーボンセラミックブレーキなどオプション装備
- 中古車の保証・整備履歴・消耗品
アストンマーティン・ヴァンテージは、一般的な国産車とは違う部分がたくさんあります。
だからこそ、「高い車だから全部便利だろう」と思って購入するのではなく、
「自分の生活に、この車が本当に合うのか?」を購入前に確認しておくことが大切です。
僕自身、C63sからヴァンテージに乗り換えて、「ここは便利になった」「ここは不便になった」という部分がたくさんありました。
それでも、実際に所有してハンドルを握ったときに感じる独特の存在感や、V8エンジンを操る楽しさは、他の車ではなかなか味わえないものがあります。
だから僕は、
「買って後悔した」というより、「買う前にもっと知っておきたかった」
というのが正直なところです。
これからヴァンテージの購入を考えている方は、ぜひ今回の7項目を自分の生活環境に当てはめてチェックしてみてください。
そして、もう一つ忘れてはいけないのが「購入資金」です。
僕自身、C63sからヴァンテージへ乗り換えるときには、ローン・下取り・頭金・維持費まで含めてかなり細かく計算しました。
実際に僕がどのように資金計画を組み、C63sの下取りをどうしたのかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。



コメント